家を出るとき、鍵を閉め忘れてしまったことはありませんか?また、帰ってきたとき、鍵をかけ忘れていませんか?
その一瞬の忘れは、住宅への侵入リスクを高めてしまいます。
私は何度も鍵をかけ忘れて家を出てしまったことがあります。
幸い、今まで被害に合うようなことはなかったですが、外出して閉め忘れに気がついたときには、不安で外出も楽しめませんでした。
そういった閉め忘れの不安を解消し、安全な生活を実現する方法があります。
この記事では、誰もが一度は経験する「鍵の閉め忘れ」を防ぐための簡単なコツから、最新技術を駆使した対策として話題のスマートロックの導入まで、幅広く解説していきます。
興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
鍵の閉め忘れによるリスク
多くの人が「あ!」っと思い出して、出かけるときの鍵の閉め忘れを経験したことがあると思います。
この小さなミスが、思わぬリスクをまねく可能性があるので、不安ですよね。
鍵の閉め忘れは、自宅への侵入のリスクを高めます。
侵入されると、金品の盗難など直接的な被害もありますし、万が一侵入者と遭遇してするなど身体的に影響があることも起こり得ます。
鍵の閉め忘れで発生した事故は、保険の適用範囲外となる場合もあります。
このように、鍵の閉め忘れは予想以上のリスクを伴い、それによって自分の家族の安全が脅かされることになります。
特に忙しいとき、慌てていた時はつい閉め忘れがちです。
出かける際には鍵を確実に閉める習慣を身につけることはとても大事ですね。
鍵閉め忘れの対策
「鍵は確実に閉めなきゃいけない」ことは頭ではわかっていても、つい他のことを考えていたり急いでいたりすると、鍵を閉め忘れてしまいます。
ここでは、閉め忘れの対策を紹介します。
指差し確認
指差し確認は単純ですが、道具が必要なくすぐ始められる対策です。
部屋を出る時鍵を締めたら扉を指さして「閉めた」と口に出す。帰ってきたら「閉めた」とドアノブを指さして確認する。
鍵の閉め忘れは、鍵を閉めるということが習慣化(何も考えなくても自然とできる状態)になっていないから起きてしまいます。
指差し確認はダサい方法ですが、閉め忘れてなにか起きるよりもマシだと思ってやってみましょう。
チェックリストを確認
鍵の閉め忘れ以外にも、持って行く物を忘れてしまう場合にも有効な方法です。
忘れては行けないものの一覧を紙などに書いてドアの内側に貼り、ドアの開閉の際に確認するようにします。
目でもみる事でより、鍵を閉めることの認識を脳みそに伝えるようにします。
アナログな方法以外では、スマホを使う方法があります。
iPhoneのショートカットアプリをつかい、GPSで自宅の座標とチェックリストを表示させるオートメーションを作って、外出時・帰宅時に通知を出すようにすると良いでしょう。
オートロックキーに交換
鍵を開けて一定時間立ったら、もしくはしまったら自動的に鍵が閉まる扉に交換する方法があります。
自動的に鍵が閉まるので、閉め忘れはなくなるので効果的です。
ただし、鍵を持たずに外に出るとドアを開けれなくなってしまいますので、大変です。
また、設置にはドア自体を交換しなければいけなかったり、電源工事が必要だったりと費用がかかります。
また賃貸物件では交換には大家さんの許可が必要で必ず許可が出るとも言えず、ドア自体の交換はあまり現実的なあんではありません。
でも、賃貸物件でもオートロックを導入する方法があります。
それはスマートロックと呼ばれる、今付いてる鍵にを補助する機械をとりつける事で、工事や交換をせずにオートロックにできます。
さらにスマートロックを取り付ければ、スマートフォン等での遠隔操作ができたり、開閉時間の記録を残せたり、扉の開閉を便利にできるます。
もちろん、商品により機能も違いますが。鍵閉めの忘れを防ぐことができます。
スマートロックで鍵の閉め忘れの対策をする
スマートロックは、安心と便利さを兼ね備えた製品です。また手軽に導入できるのも魅力です。
最近では多くの家庭やオフィスで導入が進んできていて、鍵の閉め忘れ・防犯対策として普及してきています。
私も、玄関にSwichBotのスマートロックをつけました。
スマートロックの基本機能
スマートロックには、鍵を使わずに施錠・解錠、施錠状態の確認、施錠履歴の確認などの機能が備わっています。
これらの機能は、スマートフォンのアプリと連携している場合が多く、設定や操作もスマートフォンで行えます。
スマホさえ持っていれば、物理的な鍵を持ち歩く必要がなくなるので、荷物を減らしたい方やちょっと出かけるだけの時も便利です。
さらにインターネットに接続する機能を持っているスマートロックなら、施錠状態をリアルタイムで確認できるので、外出先からでも鍵の閉め忘れに気づきすぐに対応することができます。
スマートロックの種類
現在、さまざまな種類のスマートロックが販売されています。
Wi-FiやBluetoothを使ってスマートフォンと連携するタイプ、テンキー入力や指紋認証で開錠できるタイプ、さらには顔認証機能を備えた高度なモデルまで存在します。
価格帯は基本の鍵の開閉機能だけであれば4,000円前後で販売されており、扉の外から鍵を開けるための数字キーや指紋認証パッドなどオプションを追加すると合計で20,000円前後で買い揃えることが出来ます。
電池で動作するので、電源工事は不要です。
賃貸物件でも手軽に導入できるのも人気の理由の1つです。
スマートロックの選び方
既存の扉に設置する場合には、Amazonでスマートロックと検索するとたくさん出てきますが、よほど特殊なドアノブではない限り取り付けれるように設計されています。
昔ながらのドアノブと鍵が一体化しているタイプでは、設置が難しい場合がありますので、事前に確認をしておきましょう。
それ以外にも選ぶときにはいくつかの確認しておいた項目があります。
- 開閉方法
- インターネットに接続できるか
- 手持ちのスマートフォンにアプリが対応しているか
- 電池の持ちはどれくらい
などの基準の中から、自分のライフスタイルや目的に合ったものを選びましょう。
スマートロックの取り付けかた
スマートロックの設置方法は、扉の内側のドアノブ付近に直接取り付けるタイプがほとんどです。
これは、今までついている鍵を活かして設置するためです。
賃貸物件にも取り付けOK
扉への固定方法はネジと両面テープで固定するほうほうのどちらかが一般的です。
賃貸物件、ドアにキズをつけたくない場合にはドアに両面テープで固定する方式がおすすめです。
賃貸物件では、設備に穴を開けると退去時に補修費用が請求される場合があります。
両面テープで固定すれば、退去時に取り外しできるので、扉に穴を開ける必要がありません。
スマートロックの便利な活用方法
スマートロックはただ鍵を開けるためだけではなく、さまざまな便利機能があります。
- リモート開錠、ロック
- 自動ロック
- ゲスト機能
商品やオプションによっても変わるので、「どの機能がほしいのか」を基準に商品をえらびをしましょう。
スマートフォンでの遠隔操作(施錠・解錠)
インターネットに接続できるスマートロックにはスマートフォンを使用して遠隔操作する機能がついています。
この機能を使えば自宅にいないときでも、子供や家族が外出から帰宅した際の入室管理や、忘れてしまった際の施錠操作が行えます。
自動ロック機能
自動ロック機能は、一定時間が経過すると自動的に扉が施錠される機能です。
自動ロック機能があれば家を出た後に「鍵をかけ忘れたかもしれない」といった不安を解消できます。
また、帰宅時・就寝時など、手動での施錠を忘れがちな場合にも自動で扉がロックされるため、セキュリティも向上します。
自動ロックは、安心な生活の強力なサポートをしてくれます。
機種によっては、オートロックまでの時間や、ロックのオン・オフの切り替えもできます。
ゲストへの一時的なアクセス許可
ゲスト機能は、訪問者に対して一定期間や特定の時間帯だけ家へのアクセスを許可する機能です。
この機能を用いることで、家族や宿泊客の受け入れや、ペットの世話をする人など、一時的な訪問者への対応ができます。
一時的なアクセスコードを発行することで、物理的な鍵の受け渡しを行う必要がないので、効率的です。
スマートロックのトラブルとその対処法
スマートロックは、便利な一方でトラブルに見舞われてしまうこともあります。
システム障害やバッテリー切れなど、緊急時への対処法を知っておくことが大事です。
ここでは、こうした問題に対応する方法を解説します。
インターネット不具合
スマートロックがインターネットに接続するタイプの場合は、インターネット接続がうまくいかない場合、リモート操作出来なくなります。
ルーターや回線の不具合や停電など複合的な理由で起きる場合もあります。
リモート操作できないときのために、Buletoothでも解錠できるなど他の解錠方法にも対応できる商品を買いましょう。
バッテリー切れの対策
スマートロックの多くはバッテリーで動作します。
そのため、バッテリーが切れるとロックの開閉ができなくなる可能性があります。
バッテリーの寿命は使用頻度にもよりますが、定期的に残量をチェックし、低下していたら早めに交換しましょう。
多くのスマートロックはバッテリー残量が少なくなると通知機能があります。
すぐに交換できるよう、予備のバッテリーを購入しておくと良いです。
また、スマートフォンのバッテリー切れでも開閉に影響がでます。
機種にもよりますが複数の解錠方法の設定ができるものを設置するとよいでしょう。
万が一のロックアウトに備える
スマートロックを利用していると、思わぬ事態で家の中に入れなくなることもあります。
そんな時のために、信頼できる家族や友人にスペアキーを預けておく、あるいはスマートロックにはゲストアクセス機能がある場合は、緊急時に家族や友人がスマートフォンから解錠できるようにしておくと良いでしょう。
このようにして、万一の事態に備えておけば、安心してスマートロックを使用することができます。
他の対策でも書きましたが、複数の解錠方法を用意しておくのも良い方法です。
サービス終了
いつの日か、スマートロックのサービス会社はサービスを止めてしまうことも考えられます。
実際に過去にスマートロックの会社がサービスを終了してしまう事態がありました。
事前にアナウンスがされ対応の準備をする期間があったものの、買い替えなどの対応が必要でした。
サポートが切れると、
- 不具合に対応してもらえない
- アプリでの操作ができなくなる
- インターネット経由での操作ができない
Bluetoothなど、機械と直接通信して解錠する方法なら対応できるかもしれませんが、それもいつまでも使えるとは限りません、
サービス終了してしまったら、機械を買い替えるしかないでしょう。
スマートロック導入したらストレス軽減した
スマートロックの導入は、日常生活に大きな変化をもたらします。
特に、閉め忘れのリスクが無くなったので、安心して外出、帰宅後の生活での心配事がなくなったのは、生活に大きなプラスでした。
出かけるときに鍵を閉めたかどうかは、スマートフォンから遠隔で確認できるようにしたので、最悪閉め忘れても対応ができます。
このように、スマートロックを導入することで、鍵に関する不安から解放されます。
また、家族でもスマートロックを開閉できるようにしているので、何か緊急事態が有ったとき物理的な鍵がなくても、鍵を開けられるのは便利です。
家族が鍵をなくしてしまうというリスクも減らすことが出来ます。
鍵の閉め忘れの対策 まとめ
鍵の閉め忘れは盗難などの直接的な被害の他にも様々な危険を引き起こす可能性があります。
スマートロックは鍵の閉め忘れを防ぐ、対策するうえで非常に便利なアイテムです。
2023年にSwitcbot社のスマートロックを購入しました。鍵を持ち歩かなくて良いことと鍵の紛失対策もできたので、かなり満足しています。
もし、鍵の閉め忘れを本気でどうにかしたいと考えている方は、スマートロックを購入して安心を手に入れましょう。