先日発表されたiOS11では画像の圧縮方式が変更され、データサイズは軽くなりましたが互換性に難ありな状態なので、対応していないソフトでは表示できない現象が起きてしまったそうです。
世の中には他にも画像の形式がたくさんあり、Adobe社のアプリ独自のものや一般的に利用される事は少ないものもたくさんあります。
制作関連の仕事をしていると画像を早くて手軽に見れることって意外に重要なのです。
また、簡単な画像編集のために重いPhotoshopを立ち上げるより、リサイズぐらいならサクッとできちゃうソフトの方が重宝します。
そんなワガママを叶えてくれるソフトが「irfanView」なのです。
irfanViewとは
多くの画像(JPEG、GIF、PNG、TIFF)だけでなくPDF、TXT、MP3、AVIなどのファイルも表示できるフリーのソフトウェアで、画像であればリサイズや色調補正などの編集も可能です。
さらに複数画像の一括リサイズや画面キャプチャ機能もついていて機能豊富なのに動作も軽い。
プラグインをインストールすればPDFやAIのファイルも閲覧することが出来ます。(一部保存時の設定やバージョンにより見えないことがあります。)
良い点は?
見えないが画像はほぼないと言ってもいいくらい対応しているので、サクッと画像の中身を確認したいときに使うのが便利です。
私はこうして使っています。
- フォトショップを立ち上げずにPSDファイルの中身を確認する。
- 画像を一覧で見る
- 簡単な編集(回転・リサイズ)
主に上の3つだけでも十分価値があると思いますが、さらにショートカットと会わせて使うと作業がサクサクです。
ショートカット | 機能 |
T | 同じフォルダの画像を一覧で表示(おそらくThumbnaiの頭文字) |
esc | 画像を閉じる |
→ | 次の画像へ |
← | 前の画像へ |
R | 画像を右回転 |
Ctrl+R | リサイズ ダイアログウィンドウが表示されるので比率もしくはサイズを指定してリサイズ。 |
G | 画像をモノトーン画像に変換(おそらくGrayのG) |
S | 保存 |
使い勝手が悪い点
まあ、開発されている方が海外の方なので基本英語表記なので読み解くのにコツがいりますね。日本語の設定は有志が翻訳を対応しているみたいのなので、最新版リリース後はまだ日本語表記にできないなどがあります。
私はここに困っています(使い切れていないだけだったらすいません)
- 画像の選択範囲時に範囲選択後の調整ができない。細かい微調整が難しい。
- 画像表示しているときまれにEnterを押してしまって、見ているががデスクトップの壁紙に設定される。
このまえ顔画像を表示しているときに間違えてこの設定がオンになり、デスクトップが顔だらけに・・・・。 - やっぱり英語では細かい設定まで理解できない。
まとめ
機能が多く、できることも多いので使いこなすにはコツがいるかもしれませんが、画像表示や簡単な編集をショートカットでサクサク行うにはとても良いソフトです。