「ウェブサイトリニューアルしませんか」とか「SEOお手伝いします」ってメールが未だに会社宛に来るのだけれども、いったいどんな会社がこのメールを配信して、リンクした先にはどんな明るい未来が待っているのか気になって、敢えてメール内のリンクをクリックしてみた。
そこには摩訶不思議な世界が広がって居た。
メールの本文に書いてあるURLを確認してみた。
もちろん勝手に分析させていただきますし、否定的な部分もありますので会社名や特定できそうな情報がは伏せて進めさせてせていただきます。
メールの本文に書かれていたリンク先をドメインから調査したところ、メール配信のサービスを行っている会社で、ウェブサイト制作をしてくれる会社とは異なっていた。
これは、有料メール配信サービスを使っているのだろう。
しかし、ここで最初に気になったことがあった。
「一般の企業なら配信先として問題ないのだが、同業者に配信する意味は有るのだろうか・・・。」
この疑問はこの後に一つの結論を導き出す要素になった・・・。
発信元は印刷工場を持つ地方の企業だった。
本社は九州にあり、印刷工場を併設する企業がセールスメールの送り主だった。
主のチラシのデザイン、印刷までを一貫して請け負っている会社んで、首都圏・都市部にも営業所を持ち、掲載されている取引先も名前を聞いたことが有る企業や大企業の多くの実績を保有するところだった。
印刷デザインからウェブデザイン・ウェブ構築に事業遷移した企業のようで、掲載さてれている内容もしっかり吟味された文章、写真を利用しているので、品質的に安心できる印象をサイトから感じていた、その時までは・・・・。
デザイン力と低価格、短納期を推すランディングページ
もっとも、セールスメールの中に書いてあったリンクから遷移したページはウェブ制作のページだったので、内容を確認すると、、、、
- 成果を出せるホームページ
- 徹底的な打ち合わせ
- 低価格であり高品質(ん?、うん、、、)
- 24時間稼働で短納期(ん? ん?)
- デザイン+コーディング 全て込み20万円(ほぅ)
など、謳い文句が並んでいるページが表示された。
まぁ、FAQには「制作期間 2〜3ヶ月」と書かれているので割りと普通だと思う。
おそらく24時間稼働は印刷工場の方だとおもう
(むしろそうであってほしい。ウェブの制作が24時間体制だともう発狂もんだよ)
やや、努力と根性とブラック臭を感じた。
ソースコードを確認してみた
これはもう、職業病ですね。知的好奇心が瞬時にコード表示のショートカットを叩いてしまいます。
CMSはワードプレス、ContactForm7プラグインでフォームを設定しておりましたが、コードが汚い。
headタグにstyleが書き込まれていて、250行ぐらい使っていた。
ムムム。
制作実績を載せているが、、、
ここに、今回ブログにしようと思わせる事象が有った。
ウェブ制作会社の制作実績を載せている。
東北のウェブ制作会社のサイトを作りましたと書いてあるのですよ。しかも制作費用まで丁寧に。
もう、見た時衝撃でしたね。これはもう、営業妨害に近いなと。
制作会社が自社サイトを外部に委託していたら、制作力が無い・デザイン力が無いと言っているのと同じになるのではないか?
「だったら、この九州の会社に頼むわ」ってなる気がする。
謎のお金持ち向け地下組織の実績を載せている。
もう怪しさ臭しかしない、大富豪地下ソサエティなるサイトを実績として書いてあるのですよ。
もちろん制作費用も書いてあります、ウェブ制作会社の制作費用よりより安い金額が!!。
もう、富豪感まったくないですよ。
イメージの低下ですよ。大富豪が安い制作費でサイト作ったよと宣伝しているわけですよ。なんだか恨みでも有るような取扱なわけですよ。
もう完全に営業妨害だわ。
結論
本当にお客様の事を感がている会社かどうか疑問を持つウェブサイトでした。
もし制作を依頼したら、制作実績に値段もさらされて、扱い方によっては営業妨害的に取り扱われ、自分たちの宣伝に使われるのではないかという不安な気持ちになり、暗くどんよりしてました。
こんなサイトにならないように自戒の念もこめて。。。。